肋骨が折れました

こんにちは、ちょびです。

 

最近、忙しいというか、更新する気力が起きなくて更新していませんでした。

久々の更新は、タイトルのとおり肋骨が折れた話題です。

 

皆さん、「腹筋ローラー」というのをご存じでしょうか?

バーにタイヤが付いて、両手で持ってコロコロするやつです。深夜の通販なんかで時々見かけますよね。

最近、筋トレにはまっていたので、この腹筋ローラーを購入してみたのですが、使用中に脇腹から「パキッ」という音が聞こえて鋭い痛みを感じました。

当日は日曜だったため、一日安静にして翌日整形外科に行くとレントゲンを見ながら先生が一言。

先生「肋骨が折れてるね」

私 「え?そんなに激しい運動していませんよ?」

先生「聞いたことはないけど、くしゃみでも折れることあるから」

と言うわけで、腹筋ローラーで肋骨が折れました。

少しずれていると言うことですが、その場合でも特に処置はなく、痛み止めと湿布とサポーターを処方されて帰宅。とにかく安静に、とのことでした。

痛くて動けない!ということもないので、そのまま仕事に行きました。

寝転んだり、起き上がったり、重い物を持ったりすると鋭く痛むのですが、じっとしている分には耐えられないほどの痛みではありませんでした。

ただ、走る、階段を駆け下りる、などは骨に非常に響くためできません。

 

2週間ほどすると、痛みもかなりマシになりました。大人しくしている分には生活に支障はなく、かなり治った?と勘違いするほどです。それでも、走るのは厳しいですし、意外なところでは、自転車の乗り降りでも痛みを感じます。

ここで、再度整形外科に行き、レントゲンを撮ってもらいましたが、まあ、特に変わるわけもなく。

先生「ここがずれてるから、安静にね。痛くなくてもまだ全然くっついてないから」

先生からはそれ以外にも、骨と筋肉のバランスが悪いのかも、と言われました。

バランスが悪いと言われも、という感じですが、私は人生で骨折をしたことがなく、骨は頑丈な方だと思っていました。また、ここ半年は運動と栄養に気をつけていたので、骨が弱くなるような生活はしてないはずで、どうしたものかといった感じです。

とりあえず、病院の帰りにカルシウム+ビタミンDサプリメントを買ってみました。

全治にはだいたい6週間かかるとのことで、まだ4週間は安静にしなければなりません。

また、状態が変化したら追記したいと思います。

久々の更新です

こんにちは、ちょびです。

役職復帰してから、バタバタと毎日を送っていました。気がつけば3ヶ月以上更新していませんでした;

 

現在のスタッフになってから3ヶ月ほど経ったこともあり、体制としては少し安定してきました。

ただそれは、「あの人はこれができない」とか「この人には期待しない」とか、かなり後ろ向きな評価も含む「安定」です。

できない人間、やる気のない人間に「やれ!」と詰め寄ったところで、ミスばかりでできるようにもならず、どうせこの体制も1年ほどでまた入れ替わると思うと、一生懸命指導する気にもなりません。自分のいる間は問題が表面化しないようにお茶を濁して、という感じです。

それがいいとはもちろん思っていないのですが、パソコンスキルが低いおじさん、おばさん達に教えるのは大変ですし、そもそも本人達も腰掛け程度にしか思っていないので努力して覚えようという気がありません。

若い子なら理解も比較的早いですし、本人も意欲があるのでこちらも教える気が出るのですが。。。

公務員はだいたい2~3年で部署を異動しますから、同じスタッフで仕事をするのはほとんどが1年ぐらいです。こうなると部署の底上げなどできるわけもなく、自分のいる間だけ滞りなく過ぎてくれることを願うのみです。

その代わり、自分のスキルアップに力を入れないといけないと思っています。今は英会話に通っているのですが、使う機会がなく、モチベーションも下がっているので、全く勉強に身が入りません;

 

一時期、統計学の本も読んでいたのですが、こちらも最近、力が入りません;

ちなみに読んでいた本は「完全独習 統計学入門(小島寛之)」です。

https://www.amazon.co.jp/完全独習-統計学入門-小島-寛之/dp/4478820090

数学から離れて10数年、初歩の初歩からと思って読んだのですが、非常に分かりやすいです!これが理解できないと、もう統計学は諦めた方がよいのでは?という分かりやすさです。

統計学は一応、「統計検定」というのがありまして、これで統計学の理解度を測ることができます。

もう少し勉強したら受けようかなとも思っています。

www.toukei-kentei.jp

 

 また更新していこうと思っていますので、良ければ読んでやってくださいm(_ _)m

役職復帰しました

こんにちは、ちょびです。

今年の4月から役職復帰しました。

 

私は一昨年にパワハラで体調を崩し、降格+異動したのですが、(主に職場の事情で)今年の4月から元の役職に復帰することになりました。

主治医は「復帰後が重要なので復帰してもしばらく通院した方がよい」と言っていたのですが、職場は「通院が不要にならないと復帰はさせない」と、当初意見が対立していました。

私としては、復帰にそれほど魅力も感じていなかったので、早々に復帰できなくても構わない、と思っていたのですが、職場の方が突如、「4月から復帰する方向で検討する」と言いだし、結局通院が終了しないまま復帰することになりました。

この時も、「本当に職場は勝手だな~」と思いました。

現在は正社員2名、再雇用(嘱託)1名、派遣社員2名の部下を抱えています。

 

仕事そのものは、そこまでハードではないのですが、再雇用のおじさん(60歳過ぎ)にちょっと困っています。

まず、離席が多い。私の部署の仕事はほとんど離席する必要はないのですが、このおじさんはすぐに離席します。1回10分ほどですが、1日に何回も離席するので、気がつくといない、という感じです。

次に、パソコンができない。60歳過ぎのおじさんにそれを求めること自体が酷なのかも知れませんが、Excel、Wordがこちらの想定するレベルで使えません。そしてすぐに「分からない」と言います。もちろん、使い方は実演を交えながら説明するのですが、そこからか~、みたいなレベルなので正直うんざりします。

そして、もっとも困っているのが、基本的にやる気がない。まあ、これは上の二つとつながっているのだと思うのですが。ただ、このおじさんの立場に立てばある意味当然ではあるんです。

今までは、曲がりなりにも役職があって、実務は他の人に押しつけてだらだら過ごしてきたわけです。そしてそれを注意されることもなかった。それが今は、給料は下がるし、仕事は難しいし、年下の部下に指示されるし、面白いわけがありません。本人も「どうせ1~2年で辞めるし」と言っているとおり、職場に思い入れがあるわけでもなく、楽してお金がもらえるから、ぐらいで勤めているだけでしょう。そうすると、私からの評価も関係ないですし、強く指導したところで、そもそもそれを聞く理由がない。クビにもならなければ、待遇も給料も変わらないですしね。そういう心理が丸見えなので、こちらも諦めモードです。本人ができる程度の仕事を振って、多少の離席には目をつぶる、ということになります。もちろん、それがいいとは思いませんが、へそを曲げられて、積極的にサボタージュでもされれば、さらに目も当てられません。

どうしてこういう人が職場にいるのだろう?と考えた結果、この人は職場が作り出した、という結論にたどり着きました。

このおじさんだって、最初からサボり人間だったわけではないと思います(たぶん)。ただ、40年近く働く中で、自分にとって最も有利なのは、このスタイルだ、と学習したのだと思います。役職や待遇をある程度で諦めれば(と、いっても今の若い人と比べれば驚くべき好待遇だと思いますが)、苦労しなくても十分生活していけるわけで、職場もそういう人を特に注意も指導もしなかったわけです。

忙しくない時代なら、それでも回っていたわけですが、今のように人手不足になると、フリーライダーを扶養する余裕は組織にはありません。そのことを組織が自覚してくれればいいのですが、所詮は公務員、自分一人が苦労するのは割に合わないので、みんなが「誰か他の人がやってくれるといいな」と思いながら、面倒なことを先送りしています。

もちろん、私も自分で「組織を変えよう!」などと思うわけもなく、です。ただ、だからといって今のままでは、私の精神衛生上よくないので、転職しようと考えています。会社の精神と自分の精神が、もう少し合う会社に転職できれば、少なくともフリーライダーに苛つく日々は軽減されると思います。

今は子供が小さいこともあり、転職するタイミングとしては難しいと思っていますが、50歳までには、①どんな分野で、②どんな形で、新しい会社で貢献できるか具体的に描けるようにしたいと思っています。

ぼくおとうさんだから

こんにちは、ちょびです。

 

うたのおにいさんとして有名な横山だいすけさんが歌う、「あたしおかあさんだから」の歌詞がネット上で批判されましたね。

 

あたしよりあなたのことばかり

 

世のお母さん方は、(本人が望むかどうかは別として)自分より子供のことを優先して生活している人が多いと思います。

私にも8歳と4歳の子供がいます。

妻も働いているので、妻と二人で時短を取って、保育園のお迎えや習い事の送迎をしています。

自分のしたいことは二の次で、まずは子供のこと。

時々、「俺にだってしたいことがある!」と思うこともありますが、そもそも子供が産んで欲しいと親に頼んだわけでなく、親が子供を産んだわけですから、自分の時間を子供に費やすのは仕方のないことだと思っています。

仕方のないことですが、それを他人から「親だから当たり前」と言われ、自分の好きなことをすると「子供が可哀想」と言われると、かなり凹みます。

親も人間ですし、親年齢は上の子と同じですから、基本はどこまでいっても「初めての○歳の親」をやっています。

そして、子供は言うことを聞きませんし、子育てはうまくいかなことだらけです。

「殴ってやろうか!」と本気で思うこともありますし、大きな声で怒鳴ることもあります。そのたびに「自分はダメな親だ」と自己嫌悪です。

幸い、職場は私が子育てを優先することに理解を示してくれて、急な休みなども対応してくれます。もっとも、今は降格してるから色々と余裕があるだけで、もし役職復帰したらどこまでできるのか、という不安はあります。

イクメンという言葉がだいぶ認知されるようになってきましたが、まだまだお母さんの方が家事も育児も負担が大きいのが現実です。

職場での理解も進んできましたが、父親が急病の子供を迎えに行くことにいい顔をしない上司も少なくないです。

時短を取ればなかなか仕事の実績は上げられませんし、残業に制限があれば出世にも響きます。

家庭か仕事か、正社員かパートか、母親が長い間悩んできた問題に、やっと父親達も気づきだした。それが現状ではないかと思います。

子供を第一に考えて、お金も時間も思考も全部子供優先して、それでも思い通りにならない子育てに、最近は「???」となることも多いです。

 

自分は本当は何がしたかったのか?

これは本当に子供のためになるのか?

 

大げさな話、自分の生きる意味すら見失いそうな毎日に、ため息と不安と退屈しかない毎日に、時々何もかも投げ出したくなります。

それでも、子供達の寝ている様子を見ると、少しだけ気持ちがラクになるから不思議です。

お父さんも決して悪いものではないのですが、お母さんと子供はお互いに相思相愛だけど、ちょっとだけ視線の外にいるお父さんは、少しだけ寂しいです。

 

コインチェックは再開できるのか?

こんにちは、ちょびです。

 

インチェック、NEMの巨額流出から4日経ちましたけど、今後の展開が全く見通せないですね。

現状では、

1.NEMを単価88.5円で弁償すると発表(時期未定)

2.NEMを含む全ての仮想通貨及び日本円の送金、出金の停止(解除時期未定)

3.日本円の入金のみ可能

といった感じになってます。

インチェックはユーザー向けのチャットがあるのですが、当初はNEMユーザーとその他のユーザーの言い争いが主だったものの、現在は「早く送金させろ」とか「コインチェックはもうつぶれる」とかのつぶやきが多いです。

そんな中、事実なら犯罪?という記事がありました。

コインチェック社「持ってないコインを消費者に売る」商法と顛末(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

この記事によると、コインチェックは無名の仮想通貨を売買する際、実際には購入せずに表面上だけユーザーが所有しているように偽装した、となっています。一定額以上の取引になれば実際に購入していたようですが、これでは詐欺です。昔の豊田商事事件と同じような構図ですね。

豊田商事事件 - Wikipedia

 

また、出所が不明確ではありますが、計画倒産だ、などという記事も出回っています。

コインチェックに計画倒産の可能性が!元社員が暴露し自作自演と内部告発!仮想通貨流出は詐欺事件へと発展する恐れも | BrandNewS

 

インチェックには、金融庁から業務改善命令が出ていますが、金融庁の命令と、コインチェックの発表にちょっと違いがありました。

まず、金融庁の業務改善命令です。

インチェック株式会社に対する行政処分について
平成30年1月29日
関東財務局

 コインチェック株式会社(本店:東京都渋谷区、法人番号1010001148860、資金決済に関する法律(平成21年法律第59号)附則第8条に基づく仮想通貨交換業者)(以下、「当社」という。)においては、平成30年1月26日(金)に当社が保有していた仮想通貨(NEM)が不正に外部へ送信され、顧客からの預かり資産5億2,300万XEMが流出するという事故が発生した。
 これを踏まえ、同日(26日(金))、同法第63条の15第1項の規定に基づく報告を求めたところ、発生原因の究明や顧客への対応、再発防止策等に関し、不十分なことが認められた。

 このため、本日、同社に対し、同法第63条の16の規定に基づき、下記の内容の業務改善命令を発出した。
(1) 本事案の事実関係及び原因の究明
(2) 顧客への適切な対応
(3) システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化及び責任の所在の明確化
(4) 実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定等
(5) 上記(1)から(4)までについて、平成30年2月13日(火)までに、書面で報告すること。

コインチェック株式会社に対する行政処分について:財務省関東財務局

 

続いて、コインチェックからメールです。

NEWS LETTER coincheck
当社に対する金融庁の業務改善命令について

インチェック株式会社は、このほど発生した不正アクセスによる仮想通貨NEMの不正送金に関連し、本日、金融庁から資金決済に関する法律第63条の16に基づく業務改善命令を受けましたことをお知らせいたします。

 

当社では、今回の措置を厳粛かつ真摯に受け止め、深く反省するとともに、早期に、事案の事実関係と原因究明、お客様の保護、システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化ならびに、実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定を進めていく所存です。

改めまして、お客様をはじめとする関係者の皆様に、多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。また、今後、策定する改善策を着実に実施することにより、お客様の信頼回復に向け、最善の努力をしてまいります。

 


Ⅰ.業務改善命令の内容

1. 本事案の事実関係及び原因の究明
2. 顧客への対応
3. システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化
4. 実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定等
5. 上記1から4までについて、平成30年2月13日(火)までに、書面で報告すること。

以上


Coincheck(コインチェック)

 

お分かりですか?

2.顧客への(適切な)対応

3.システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化(及び責任の所在の明確化)

上記(太字)部分が抜けています。こんな重大なことを打ち間違える訳がありませんので、意図的に抜いたと思うべきでしょう。

なお、現在のコインチェックのホームページでは、指摘を受けたからなのか、業務改善命令のとおりの記載となっています。

当社に対する金融庁の業務改善命令について | コインチェック株式会社

 

金融に限らず、商売は信用が第一です。どんなもうけ話でも、信用できない相手とは取引できません。そういった点で、コインチェックは二重、三重に自らの信用を毀損しています。このような業者を今後も使う人がいるとは正直思えませんので、業務が再開されたとしても、ほとんどの利用者はコインチェックから逃げ出し、倒産するのは目に見えています。だからこそ、「計画倒産だ」などという記事も妙に信憑性を帯びてきます。

詐欺、となれば警察も本格的に介入しますし、株主も責任は免れないでしょう。ただ、当事者達はもう海外に逃げているかもしれませんが。

「あれは本当にひどい事件だった」と後世に語り継がれる可能性もある今回の事件。小額投資ながら、当事者として顛末を見守りたいと思います。

コインチェックからのNEM流出について

こんにちは、ちょびです。

 

ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、国内大手の仮想通貨取引所インチェックから580億円相当のNEMが盗まれました。

コインチェック、NEM約580億円分が不正に外部送金 仮想通貨の取引を一時停止 - 産経ニュース

1月26日の午後2時頃、以下のようなメールがコインチェックから届きました。

 

NEWS LETTER coincheck
【重要】NEMの入金について

現在、NEMの入金について制限をさせていただいております。入金を行いました場合、残高に反映がされませんため、入金を行わないようお願い申し上げます。

みなさまには大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご了承くださいますようお願い致します。
詳細に関しましては、判明次第、当ブログや公式SNSにてお知らせを致します。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

実は私、コインチェックでNEMを持っていたんです。この日はメールを確認しておらず、ニュースを見るのも遅くなってしまい、ここまで大事になっているとはしばらく気づきませんでした。

この後、日本円の出金、その他の仮想通貨の送信も出来なくなりました。

日本円の出金に関しては、以下のようなメールが届いています。これは、27日の3時半ぐらいに受信しました。

 

NEWS LETTER coincheck
【Coincheck payment】一部機能の停止について

2018年1月27日17:00頃より、Coincheck paymentの一部機能が停止いたしますことをお知らせいたします。

 

Coincheck payment一部機能の停止について
停止日時:2018年1月27日 17:00頃〜
停止機能:日本円出金、及び新規支払いの受付

再開の見込みについては未定となっております。また、ログイン及び管理画面へのアクセスは可能です。

ご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ございません。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

 この後、しばらくして、保証に関しての連絡が届きました。受信は28日の午前2時40分頃です。

 

NEWS LETTER coincheck
不正に送金された仮想通貨NEM保有者に対する補償方針について

不正に送金された仮想通貨NEM保有者に対する補償方針について

インチェック株式会社(代表取締役社長:和田晃一良、以下:当社)が運営する仮想通貨取引所サービス「Coincheck」において発生した仮想通貨NEMの不正送金に伴い、対象となる約26万人のNEM保有者に対し、以下の通り、補償方針を決定いたしましたので、お知らせいたします。

1月26日に不正送金されたNEMの補償について

http://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.html

総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEM保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額  : 88.549円×保有
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。
           


今般の不正送金に伴い、一部サービスの停止などお客様、取引先、関係者の皆様にご迷惑をおかけしており、重ねてお詫び申し上げます。原因究明、セキュリティ体制の強化などを含めたサービスの再開に尽力するとともに、金融庁への仮想通貨交換業者の登録申請の継続的な取り組みも併せて、今後も事業を継続して参りますので、引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 

仮想通貨に関する損失事件と言えば、マウントゴックス社のことを思い出す人も多いと思いますが、コインチェックは「自己資金で保証する」と言っており、対応はかなり異なります。

ただ、この連絡を見ても、素直に喜べないのが人の性と言ったところで。

まず、補償金額が低いのではないか、という点です。約88.5円で保証するとあるのですが、ブログ作成時点で108円程度なので、正直かなり損した気分です。

次に、保証時期が明示されていない点です。保証する気がある、という意思表示だけをしても、目処等が全く示されていません。本当に保証するだけの資金があるのでしょうか。

そして、これはNEM保有者だけではないのですが、1/29現在で、まだ日本円の出金、その他の仮想通貨の送信が出来ない状態です。

今回の件を受けて、コインチェックが信用できなくなったので、私としては速やかに他の仮想通貨を別の取引所に移したいのですが、まだ何もできない状態です。

さらに納得がいかないのが、どうも日本円の入金だけは出来るそうなのです。会社が今後も存続できるかどうか怪しいのに、入金だけは受け付ける、というのは誠実さに欠けると思います。

仮想通貨がどれだけ暴落しても、それはもちろん投資した人の自己責任です。ただ、ハッキングで丸ごと盗まれるというのは、セキュリティーがかなりずさんだったと言われても仕方ありません。コインチェックが今後も運営を続けていくというのであれば、その辺りの責任問題だけはちゃんとしてもらわないと、と思います。

仮想通貨を買いました(その2)

こんにちは、ちょびです。

 

2018/1/16~17に大暴落した仮想通貨ですが、18日は少しずつ戻しています。

ただ私は、二度目の暴落に耐えられず、一部を損切りしました。現在は、

3割 消失、4割 仮想通貨、3割 現金

保有しています(ひどい成績ですね)。

あまりの下げ具合に、「このまま仮想通貨は終わるのか?」と正直終わりました。

回復していると言っても、前日の安値ぐらいに戻しただけですので、今後もどうなるかは分かりません。

ただ、今回の一件で分かったことがあります。

ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコインと呼ばれます)は、現金以外にビットコインで売買されることも多いため、その価値がビットコインを通して換算されます。

そのため、ビットコインの価格が下がると、自動的にアルトコインの価格も下がります。

今回、どのコインから売られ出したのかは分かりませんが、ビットコインが売られたために、アルトコインが全て値下がりすることとなりました。ここ二日ほどは、主要な仮想通貨はほぼ同じ値動きをしています。これは、ビットコインに連動して価格が上下したためです。

ブログ作成時点(2018/1/18 9am)で、1ビットコインは120万円を超えています。これが再度150万円をうかがってくれば、アルトコインの値上がりも期待できます。120万円が上値となれば、大きな上昇は期待できないでしょう。

今回は年末年始の新規参入者(私もそうですが)によって、価格が暴騰したフシがあります。このため、大口から大量の売りが入り、価格を下げました。暴落に慣れていない新規参入者は、恐怖の余り損切りをして(私もこれです)、売りが売りを呼ぶ展開となったようです。昨年秋までに始めている人は、暴落時でも元金が確保できているため、むしろ好機と見て買った人も多くありました。その結果、保有コイン数を大きく増やしたようです。

相場を正しく理解せず、ただ何となく買った人が、損をして退場した、というのが今回の暴落の結果だったように思います。

 

また、「仮想通貨の価値は、現実的には0円である。」という人が結構います。これは事実ではありますが、仮想通貨の全てを表すものではありません。

例えば、特許は発明(アイデア)を保護するための制度ですが、特許自体に価値があるわけではなく、そのアイデアを使いたい人がいて、初めて価値が出ます。そういった意味では、特許も現実的には0円です。

仮想通貨はアイデアをプログラムという形にしたものですので、アイデアそのものと言っても過言ではありません。そこに価値を見いだすかはどうかは使う側に依存します。

また、極端な話をすれば、金(ゴールド)も通常の貨幣も本質的な価値は怪しいものです。食品や住居、衣服と違い、人間が生きていく上で原始的に必要なものではありません。ただ、交換が発達した現在において、交換に便利である、という理由で利用されている側面が強いと思います。

そういった意味では、仮想通貨も「交換に便利である」という側面で、一定の価値があります。ただ、それと現在の価格が一致しているかについては、疑問もあります。実際にここまで価格が上下しては、交換に不便だからです。

仮想通貨をオランダのチューリップバブルに例える人がいますが、チューリップは現在も一定の価値を有しているます。そう考えると、仮想通貨という概念も、いつか我々の生活に根ざした存在になるのかもしれません。もっとも、その時はもっと穏やかな値動きになると思いますが。