責任感が強いのは損?
こんにちは、ちょびです。
責任感って大事ですよね。自分で言うのもなんですが、私は責任感の強い方だと思います。
仕事でも、あまり他人に頼らず(頼れず)、全部自分で抱えてしまうことも多いです。一方で、他人に頼られることは多く、それも断れずに抱えてしまいます。こういうのも強い責任感の裏返しなのかなと思います。
人として、責任感のあることは大事だと思うのですが、会社という組織で責任感が強いことは果たして「得」なのでしょうか?
日経ビジネス・オンラインで以下のような記事を読みました。
どうも責任感が強いのは、出世ではマイナスに働くようです。
確かにある程度出世した人は、「誰の責任か?」という話をよくするように感じます。本人が関わっていても、「自分に責任の一端がある」とは言わず、むしろ率先して犯人探しをする人も多いです。
上司には「部下の失敗は自分の責任」と言ってもらいたいのですが、実際には「お前の失敗はお前の責任、俺の失敗もお前の責任」という人が少なくないように思います。できれば、こういう上司は避けて通りたいものですが。
では、責任感が強いのは「損」なのでしょうか?
私はそうは思いたくありません。確かに出世する上ではマイナスかもしれませんが、そうやって出世した人は、少なくとも部下から信頼されません。周りの人間から信頼されないまま会社人生を歩んでも、晩年、または定年後は空しい人生を送ることになると思います。
ちゃんと責任感を持って仕事に取り組んでいる人は、周りからの信頼もありますし、いざという時、周りが助けてくれると思います(私も助けてもらいました)。
40年ほどある会社人生ですから、できれば出世も信頼も得たいところですが、どちらかしか手に入らないとしたら、出世はそこそこでも人に信頼される人間になりたいと思います。