残業と評価

こんにちは、ちょびです。

 

夜遅くまで仕事を頑張っている人って、いますよね。私はあまり残業をしないので、そういう人を見ると「大変だな」と思います。

私の職場全体では残業は当たり前で、定時で帰る人の方が少ないです(子育て中の女性を除く)。なので、よく定時で帰る私は肩身の狭い思いをしています。

では、残業をしている人は「評価されるべき」なんでしょうか?

 

ここでちょっと問題になるのが、残業はあくまで労働時間の指標であって、業務量の指標ではないということです。仕事にかける時間が長ければ長いほど、たくさんの業務を処理しているように「見えます」が、実際の業務量はわかりません。

もちろん、ちゃんと仕事をしている人もたくさんいると思いますが、少なくとも私の職場では、残業自体が評価されて、時間当たりの処理量はあまり評価されません。

 

なぜこんなことが起きるのでしょうか?

これは私見ですが、今の上司たちが残業で評価されてきたからではないでしょうか。職場の評価方法は、基本的に今の上層部が決定します。今の上層部は自分が評価された方法を評価方法に採用しますから、昇進するのはやっぱり残業をする人たちです。

こうやって、残業が評価に直結する状況が受け継がれていくのではないかと思います。

 

では、これは適正な評価なのでしょうか?

 私は残業を評価の主体にすることには反対です。これでは、小さい子供のいる人、介護の必要な家族のいる人などは評価されないことになってしまいます。

会社だって、高い残業代を払っているのだから、それなりの成果がなければむしろ損をしていはずで、残業をする人が一律に評価されるのが間違った方針なのは確かです。

私は小さい子供いるため、あまり残業はできません。でも、勤務時間中はそれなりの仕事はしていると思っています。

ただ、そういう頑張りはあまり評価されないので、最近は少し疲れてきてしまいました。人間、評価されないのに頑張り続けるのは、なかなか難しいものです。

別に給料を上げろとか、昇進させろとかまでは言わないので、せめて頑張っていることを認めて、評価して欲しいなと思います。