子供の耳の不安

こんにちは、ちょびです。

 

うちの子供はたぶん生まれつき高音を聞き取ることができません。

最初に気づいたのは、電子体温計でした。

「ピピッとなったら教えてね」と言っても、いっこうに教えてくれない。初めのうちは意識が別のことに向かっているからと思っていましたが、ある時、「この音が聞こえていないのでは?」と思い、病院に行きました。結果は、「会話域は聞こえているが、電子音のような高音域は聞こえていない」ということでした。

泣きました。どうしてうちの子が、と。何も悪いことをしていないのに、と。

大きな病院でも調べてみましたが、詳しい原因は分からず、治ることはない、と言われました。このような体に生んでしまった、と自分を責めました。本人はとても明るい性格で、高音が聞こえていないと話した後も、「だから?」と言った感じで全く気にしていません。これが今から3年ほど前の話です。

耳の聞こえが変わるのか、それは医者にも分からないそうです。このままかもしれないし、悪化するかもしれないし。半年に1回検査を受けていますが、今のところ特に変化はありません。

ただ最近、聞き返しが多くなった気がします。スマートフォンの簡易検査では、特に半年前と数値は変わりませんでした。今日、耳鼻科に行って検査の予定です。

昨日、妻から「最近、上の子の聞き返しが多い気がする」と言われ、夕食がのどを通りませんでした。私は繊細で責任感も強いせいか、家族に何かあると、ちょっとしたことでもすぐに食事ができなくなります。聞き返しが多いと言っても、声を大きくして話さないと聞こえないわけでもなく、注意力の問題かな、とも思います。また、鼻が弱いせいで耳が詰まったような状態にもなりやすいらしく、それも聞こえに影響すると聞いています。詳しいことは検査をしてみないと分かりませんし、今の段階であれこれと悩んでも何もできません。

でも、悩むのが親なんですよね。例え、耳の状態が悪くなっていたとしても、何かできるわけではありません。必要に応じて補聴器を準備するぐらいです。まだそのような状態ではないことは分かっていますから(日常会話で不便に感じることはほとんどありません)、本当に何もできません。この、「親として何もしてやれない」というのは本当につらいです。お金をかけたり、時間をかけたりすれば、子供のためになるのなら、いくらでもかけたいと思いますが、ただ現実を受け止めるだけ、というのは私にはとてもしんどいことです。せめて子供に何か財産を残してやりたい、と思いますが、ただの会社員の私にはたいした財産を残すこともできないでしょう。私にできることは子供たちと一緒に、一生懸命生きること、たぶんそれだけです。一日が終わって、家のことも全部終わって、子供たちの寝顔を見ていると、幸せです。泣きたくなるときもありますが、たぶんそれが私にとって一番幸せな時間です。このまま朝がこなければいいなのに、と思うこともあります。

明日が楽しいと思えず、ただ今日の義務が終わったことに幸せを感じます。「今日も終わった」「もう今日は何もしてなくていい」そんな幸せは少し寂しいでしょうか。

結果が「変化なし」であることを願いながら、今日を過ごしています。