肩の力を抜いて働く
こんにちは、ちょびです。
私は昨年、パワハラで適応障害になってしまい、降格の上で異動しました。
ただ、比較的早く異動できたおかげで、そのあとは順調に回復し、またもとのポジション(係長)に復帰できるとの診断書をもらいました。
この診断書を書いてもらう際に、主治医に言われました。
「あなたは物事に正面から挑みすぎるのではないですか。もう少し受け流すようにしないと、また調子を崩すことになりますよ。」
以前、「責任感が強いのは損?」でも書いたのですが、私はどちらかというと責任感の強いタイプで何でも自分で処理してしまいます。
責任感が強いのは素晴らしいことだと思うのですが、肩の力を抜くことも時には必要なのかな、と反省しました。
私は今、先月退職した人の後始末に追われています。自分の業務はちょうど忙しくない時期でしたので、どうしようもない状況ではないのですが、仕事を押し付けられているな、いいように使われているな、という思いはあります。
そして、この前任者が未処理の仕事を大量に抱えていたため、何カ月も前の書類の対応をしています。
もちろん、仕事が未処理であることは私と全く関係ないのですから、ある程度割り切って処理するしかないのですが、何となく自分に非があるような気になって気分が落ち込みます。
おそらくこの辺の性格が、主治医に「物事に正面から挑みすぎる」と言われるゆえんかもしれません。
どうしたら肩の力を抜いて生きていけるのでしょう。
私の場合、性格的に仕事をしている間は肩の力が入ってしまうので、定期的に中断(休憩)を取ることにしました。それでも、幸い他の人と比べれば処理は速いので、業務が滞ることはなさそうです。
体調を崩しても思ったことは、家族の大切さです。仕事は大事だと思いますが、職場に私の代わりはいくらでもいます。でも、家庭に私の代わりはいません。家族にとって唯一人の父であり、夫であり、息子であることに改めて気付かされました。
人生を生きていると、大切なものは変わらなくても、優先順位が変わることがあると思います。仕事も大事ですが、私にとって大切なものは家族と健康であり、それ以外は妥協できることなんだと、今は思います。
これからは大切なものを見誤らずに生きていきたいと思います。